基本方針

■令和7年度 北海道商工会議所青年部連合会スローガン

令和7年度 北海道商工会議所青年部連合会 会長 田野 竜之介

■会長所信

■会長所信私たちが暮らす北海道、明治初期には原生林が生い茂り、土地の開墾や道路・水路の整備が不可欠でした。
何もなかったこの土地で、開拓使たちは本格的な開拓に着手し、欧米の文化・技術を積極的に取り入れ、それをもとに農業、鉱工業などの新しい産業を興し、交通を整備し、開拓の基盤を固め、今では我が国の食料自給を支え、エネルギー需給を支え、観光業を支えるまで発展しました。
その一方で、北海道総人口は 1997 年に 569 万人とピークを迎え、以降は減少の一途をたどっております。北海道の人口は 2040 年には 420 万人まで減少すると言われており、日本創生会議の推計では、道内の 147 の自治体が消滅する可能性があるとも言われております。
『人口減少・少子高齢化』 『基幹産業衰退』 『後継者不足』 など、北海道全体で様々な課題・問題は変わることがなく山積みであります。この危機感を、次世代を担う青年経済人が連帯して、課題解決に勇気と情熱をもって歩みを進めていくためにも、目指すべきビジョンを明確に持ち、目指すべき姿から逆算し、先輩方から受け継いできた地域を次の世代に渡していくことが重要な責務です。
今我々青年経済人は何をすべきか、未来を考える時が来た。「繋がりと環境に光を照らす」環境が人を変える 人が組織を変える 組織が地域を変える 地域が環境を変えるプラスのスパイラルを共に創出し、YEGの存在感を高め、社会的連帯を図ることは北海道の未来への大きな変革となります。
ベクトルを同じ方向に合わせ、北海道YEGが目指す未来への活動のためにも、繋がりと環境を重視することで、次代にあった組織変革、次世代へと繫ぐ人材育成、地域における社会課題解決へと、その価値観に光を照らすことにより、北海道YEGのプラットホームが確立されると考えます。

「伝えるから伝わる行動」
伝えると伝わるの違いは、前者は一方向であるのに対し、後者は双方向になります。
伝えるは、伝え続けることだけで目的を果たすことができます。
伝わることで初めて意味を成すので、一方向では目的を果たすことができません。
自身が目的を果たすべく、未来ある北海道に歩みを進めるためにも、伝えるから伝わる熱意と行動により、会員同士の繋がりや環境、北海道全体が伝えるから伝わる地域へと変革していくと信じております。

「連帯」
伝わる意識の連続から連帯が生まれ、強固な結び目になる繋がりが生まれます。
同じとしてない様々な地域が集合したこの広い北海道、コミュニティの強い思が詰まった新たな環境の中で、研鑽と交流の場を広げていく。微力は無力でない。
一人ひとりが当事者意識・責任をもって知識と行動力を注ぎワンチームではなくアワーチームで新たな未来的経済価値を創出していく年度にします。
北海道24単会に、常に寄り添い共に伴走しあえる北海道YEGを創出し、未来への一歩となるよう前進してまいりましょう。

■重点目標

1.北海道YEG
・北海道ブロック大会の開催及び主管YEGへの支援
・全国大会、全国リーダーズ研修会など、日本YEG事業への積極的な参加
・北海道ブロックYEG設置に向けた理解と構築
・令和8年度日本YEGへの出向の呼びかけ
・各協議会との連携及び活動の支援
・各種研修会、交流会の企画、開催
・未加入単会の積極的な交流
・ステークホルダーとの交流 (親会、行政、他団体)
・その他必要な事業

2.YEGが創る夢ある北海道会議
・未来的課題を逆算して描く行動テーマ (日本YEG Design 13テーマ)
《生活 教育 福祉 自治 社会 環境 文化 DX 国際 経営 起業 経済 雇用》
・移住体験、地域支援発信
・企業誘致、Iターン、Uターン取り組み強化の研修、教養
・子育て支援の取り組みの研修、教養
・新たな基幹産業の創出、企業ビジョン冊子の作成
・親会へ提言策定
・会員同士の繋がりやコミュ二ティの促進
・各協議会との連携

3.広報委員会
・北海道YEGの活動を発信するだけでなく、意見も聞く窓口の開設
・24単会の主催事業をスケジュール管理、発信
・24単会活動報告を発信
・各 SNS のフォロワー確保やホームページの強化、北海道YEGのブランディング
・ステークホルダーへの発信 (親会、行政、他団体)
・全国大会、全国リーダーズ研修会、各ブロック大会に関する情報周知、発信
・出向者の活動周知、発信
・会員同士の繋がりやコミュ二ティの促進
・各協議会との連携

4.未来創造委員会
・未加入単会5単会の加盟訴求、北海道YEG活動の周知
・24単会の日本YEGデザインシートの発信(令和7年度商工会議所青年部の現況)
・ブロック大会、代表理事、道連会長、協議会会長輪番の確認とデータ管理
・『北海道YEG中期ビジョン2023~2027』の再確認
・北海道ブロック(案)に関する令和6年度からの引継ぎ(規定、組織)
・会員同士の繋がりやコミュ二ティの促進
・各協議会との連携

5.全国大会準備室
・令和10年度全国大会に向けた主な準備、研修、計画
・令和12年度全国リーダーズ研修会に向けた計画、準備
・令和9年度全国大会開催候補地現地視察の参加(広島県連 令和 7 年度 6 月27日~28日)
・過去の全国大会から学びを得る研修会の開催(大会会長経験者の講演)
・会員同士の繋がりやコミュ二ティの促進
・各協議会との連携

6.令和7年度 日本YEG年間スケジュール
・全国会長会議
令和7年4月25日(金) 東京都
・春の会長会議
令和7年5月10日(土) 釧路市
・北海道ブロック大会 稚内大会
令和7年10月10日(金)~11日(土) 稚内市
・第 43 回全国リーダーズ研修会
令和7年11月27日(木)~29日(土) 愛知県 岡崎市
・第 45 回全国大会
令和8年2月24日(火)~28日(土) 群馬県 伊勢崎市

■YEGが創る夢ある北海道会議

YEGが創る夢ある北海道会議は、令和7年度で発足19年目を迎える会議体です。
自地域の永続や経済活性へのビジョンを明確に定め、北海道YEGのスケールメリットを活かして具体的行動に繋げて参ります。
また、目指すべきビジョンを達成するためには、必要に応じてYEG以外への提言や具申を行うなど、幅広い視野での活動を目指します。
時限的な結果に捉われることなく、自地域の永続や経済活性に向かって、地道かつ明確なプロセスを踏むことを大切に 1年間活動して参ります。

<重点活動>
1.YEGが創る夢ある北海道会議のあり方を定義します
設立19年目を迎えるにあたり、夢会議のあり方を再確認、共有することで、北海道YEGにおける夢会議の存在意義を高めます。
2.北海道経済活性化への取り組み
北海道のポテンシャルを活かした持続的な経済活性やまちづくりに取り組みます。
移住促進、企業誘致、子育て支援、U ターン促進など、様々な角度から検討を行うことで経済活性の実現に欠かすことのできない社会基盤の充実を目指します。
3.企業活性化への取り組み
人材確保や経済循環強化、企業課題解決などに取り組みます。
YEGだから出来る方策を検討し、経営基盤の強化や持続的な経済活性を狙います。
4.夢会議として各協議会への積極参加
夢会議の活動を知ってもらうこと、北海道の連帯を育む架け橋となることを目的として、夢会議として各協議会への参加させて頂きたく考えております。

■未来創造委員会

令和4年度に発足された未来創造委員会も、令和7年度で4年目を迎えます。
『北海道YEG中期ビジョン 2023~2027』を策定した令和4年度、北海道YEG未加入単会への加入促進や、青年部未設置商工会議所への設立に向けた動きを重点として活動を続けた令和5年度と令和6年度。
発足からこれまでの3年間、各委員長を中心に北海道YEGの未来のために粘り強く歩みを進めて参
りました。
今年度は、これまでの重点活動に加え、北海道ブロックYEGの設置に向けた準備も重点に置き、委員会の運営をして参ります。
北海道YEGの未来のため、各単会の未来のため、そして未来を担うメンバーが迷わず進んでいける「光」を灯せるよう1年間邁進して参ります。

<重点活動>
1.未加入単会5単会への加盟訴求、北海道YEG活動の周知
栗山・倶知安・歌志内・苫小牧・千歳の5単会を重点に、北海道YEGの活動へのご理解をいただくとともに、日本YEGと強固な連携をとり、加盟に向けた取り組みを迅速に進めて参ります。
2.24 単会に向けた日本YEGデザインシートの発信
各協議会へ出向き、日本YEGデザインシート発信に向けた理解をいただき、令和7年度の商工会議所青年部の現況を単会検証シートに反映させ、各単会と共に課題解決に向けた歩みを進めて参ります。
3.ブロック大会、代表理事、道連会長、協議会会長輪番の確認とデータ管理
輪番制の書式や内容について、各単会が把握しやすいデータを作成し、管理をして参ります。
4.『北海道YEG中期ビジョン 2023~2027』の再確認
『交流・研鑽・事業・発信・連携』
この5つの活用方策の確認を行い、各単会が更に活性化していけるような提案と支援をして参ります。
5.北海道ブロックYEG設置(案)に向けた取り組み(規程・組織等)
北海道ブロックYEG設置の手続き、新しい組織の諸規定の整備等委員会を中心に、各協議会との協議、単会の理解を得られるよう進めて参ります。
6.会員同士の繋がりコミュニティの促進
会員同士が繋がるためのツールの構築など、各委員会や各協議会と連絡を密に進めて参ります。

■広報委員会

令和7年度広報委員会は、YEGの活動や理念、役割、意義を、YEG会員や商工会議所会員、地域住民、行政機関、企業など多方面に向けて広く周知し、地域社会への貢献と組織の発展を図り、北海道YEGの認知度及び社会的価値の向上に努めます。
魅力的な情報の発信と意見の収集を行うためにホームページを強化し、SNSなどの広報手段において動画や写真を活用することで、視覚的にも魅力的なコンテンツを提供し、地域経済の活性化や会員間の結束を強化するための情報発信を行います。
我々YEGの活動が「伝わる」だけではなく、「共感を生み、繋がりを強化する」ことを目指し、北海道の地域経済の発展と課題解決に貢献できるよう、積極的かつ戦略的な広報活動を展開していきます。

<重点活動>
1.各 SNS やホームページを活用した、北海道YEG事業の発信
2.北海道YEG加盟24単会の活動の発信
3.日本YEG出向者の活動の発信
4.各 SNS のフォロワー確保
5.ホームページの強化

■全国大会準備室

令和10年に開催される全国大会は、地域の発展と次世代のYEGメンバーに向けた大きな機会となります。
我々全国大会準備室は、全国大会の成功に向け、綿密な計画を策定し、各協議会や各単会との連携を深めながら、円滑な運営体制を構築することを目指します。
また、全国大会は単なるイベントの開催にとどまらず「学び」「交流」「成長」 の場として、会員一人ひとりが主体的に関わり、地域や組織の活性化に繋げることが求められます。そのため、視察や研修を通じて成功事例を学び、会員同士の結束を高めながら、全国大会に向けた準備を着実に進めていきます。
令和7年度は、全国大会に向けた土台作りの年と位置付け、次の4つの視点を重視して活動を推進します。

「計画力」 全国大会の成功に向けた実現可能な準備・計画の立案と実施
「学習力」 過去の大会や視察からの学びを深め、質の高い運営体制を構築
「連携力」 各協議会・各単会との協力を強化し、一体感のある組織運営
「結束力」 会員同士の繋がりを強化し、全国大会に向けた意識の統一

この基本方針のもと、全国大会準備室の役割を全うし、地域の未来に向けた
有意義な大会となるよう全力で取り組みます。

<重点活動>
1.令和10年度全国大会に向けた主な準備、スケジュールの確認と管理
2.令和12年度全国リーダーズ研修会に向けたスケジュールの確認と管理
3.令和9年度全国大会開催候補地現地視察に向けた計画立案と現地参加
4.過去の全国大会から学びを得る研修会の開催(大会会長経験者の講演)

活動報告

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