【登別YEG】学び、感じ、楽しむ!〜相手を思う心を育む6月定例会
アナログとデジタルが共存する昨今、地域の課題に共に触れて考えることが大切。会員もそうじゃない人も。そんな事業を6月定例会で開催した登別YEGですが、、、テーマは「エゾシカ」?!!
2023/6/24(土)、登別YEG にて6月定例会として、事業「学び、感じ、楽しむ!」が開催されました。
地域の課題について多くの人たちで力を合わせて取り組み、新しい価値を見つけたり、
相手の気持ちや考えをきちんと汲んでいくことってとても大切なことだよね!ということで会員はもちろん、将来会員となりうる人たちも含めての事業となりました。
構成は3構成、
・基調講演「登別におけるエゾシカの実態と活用方法」
・エゾシカの食体験
・モルック体験
ふむ、、、、、、
な ん で エ ゾ シ カ な ん だ
筆者の頭は早くもパニック、この記事をご覧いただいている方々も同じことを思ったことでしょう。
「登別って温泉じゃないの?」と。。。
しかし、登別YEG さんや工藤会長がくださった資料のおかげですぐに理解できました!
元々、エゾシカは、アイヌ時代から北海道とは密接な関わりがあった動物で、
アイヌの方々の主食として、ツノは槍や農具として、非常に活用されていた動物であったとのこと。
もちろんこの登別市近郊にも生息していて、今でも私たちの身近なところに暮らしており、
昨今では急増しすぎて、樹木の皮や希少動物を食べるなどして荒らしてしまい、自然のバランスに影響してきたそうです。
なるほど、これが登別の「課題」だったわけですね、、、!!!
そんなエゾシカを、現代もしっかり活用・共存していこうと、今回の講演の講師でもある、
一般社団法人 北海道猟友会本部理事 伊奈不動産エゾシカ活用事業部 伊奈 信也 氏
が、登別でエゾシカを資源として活用していく事業を立ち上げた、というわけです。
筆者も調べてみたのですが、伊奈さんが「エゾシカは登別の”森の恵み”」とおっしゃるように、たくさんのことに活用されています。
エゾシカ肉を使ったハンバーグ・カレー煮・ジンギスカン…
えー!こんなにあるの!というくらい登別の鹿活用の多さにびっくりしました。
伊奈さんの講演のあとは、
おとなり室蘭市のイタリア料理店 Trattoria CREDO(トラットリアクレド)で加工してもらった鹿肉をジンギスカンで堪能した登別YEG と参加者の皆さん。
「エゾシカ肉は脂が少ないから、網で焼いても煙が立ちにくい」そうで、なるほど、、、
今、ダイエットをしている筆者には羨ましい食事です。
食べたら運動。
モルックで汗を流したそうなんですが、、、「モルック」????初めて見聞きした方もいるんではないでしょうか。
モルックとは、フィンランド発祥のスポーツで、イメージとしてはボーリングに近いと言えば頭に浮かびやすいでしょうか。
ボーリングと違うのは、
・アウトドアなのでピンとなるのは高さ15センチほどの木製ピンであること
・ボールの代わりに大根くらいの大きさの棒(=これがモルック)を使い、転がすのではなく、3〜4メートル離れたところから放ること
・倒した本数が複数なら本数、1本なら木製ピンに書かれた数字が点数になること
が大きなところでしょうか。へぇ〜〜なんか楽しそう!
登別YEG 工藤会長は雨男だそうですが、ジンギスカンの頃には雨が上がって無事、事業を終えることができたとのこと。よかった!
登別YEG では、このように会員でなくても興味のある方も参加できる事業を行なっています。
登別の経営者の方やそれに準ずる方、個人事業主の方、ぜひ登別YEG にご入会ください!
登別YEG 6月定例会 事業「学び、感じ、楽しむ!」のレポートでした。
北海道YEGホームページでは各単会事業を紹介しておりますので
各単会の事業を内外への発信ツールとしてご活用ください。
詳細は北海道商工会議所青年部 広報委員会まで